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富山 すずがみシマタニ昇龍工房の紹介

シマタニ昇龍工房

富山 シマタニ昇龍工房

  • 持ち帰り可

紙のように薄く、手で思い通りに曲げることが出来る「すずがみ」。
すずがみは富山県高岡市にある、寺院用のりんを専門に製造しているシマタニ昇龍工房にて制作されています。
おりんづくりで培った「金属を叩く」技術をいかして誕生したすずがみと、全国にも10人しかいないといわれるりん職人の美しくリズミカルな鍛金技術を是非体感してください。

おりんづくりで培った「金属を叩く」技術

紙のように薄く、手で思い通りに曲げることが出来る「すずがみ」は、寺院用のりんを専門に製造している、シマタニ昇龍工房にて誕生しました。

りんというのは、お寺にあるお坊さんがちーんと鳴らす、お椀の形をした仏具のこと。 一枚の金属板を金槌で叩き丸い形をつくる、鍛金という技術を用いて制作しています。

金属は熱すると「なまる」といって、組織がやわらかくなるので、金槌で叩き絞ることで形を変えることができ、叩くことでまた組織が固く戻ります。これを繰り返し行い、丸みを整えて音を調律することで、お寺にある美しい音色の立派なりんが出来上がります。

こちらの工房でつくられているりんは大きなものが多く、重さもあるので、等間隔に美しい鎚目を打つのは至難の業。しかし音色も鎚目も美しい立派なりんを生み出しています。それもそのはず、江戸時代中期の最盛期には高岡に30人のりん職人がいたとされていますが、現在では全国でも10人に満たないそう。こちらのシマタニ昇龍工房にはそのうちの3人の職人がおり、歴史と高い技術が伺えます。

錫の特徴を最大限に引き出した「すずがみ」

一口に金属といっても種類によって性質も様々。
銅や真鍮のように一度熱すれば柔らかくなるものもあれば、「鉄は熱いうちに打て」といわれるように、真っ赤に熱した間でなければ変形出来ないものもあります。

すずがみに使用されている「純すず」はとにかく柔らかい素材。それがネックになり用途が限られていましたが、4代目の島谷好徳さんにより、すずと「金槌で叩く」という技術が融合して「すずがみ」が誕生しました。
圧力で金属を伸ばす圧延(あつえん)という加工を何度も繰り返し、職人が金槌で叩いてすずを鍛えることで、柔らかく壊れやすかったすずを、より柔らかく、丈夫にすることが可能となり、何度も曲げることが出来る「すずがみ」が生まれました。

すずがみ1すずがみ2

見た目以上に奥深い、金槌で叩く技術体験

職人が板を叩いている様子を見て、正直「簡単そう」と思ってしまった私は後からとても反省を致しました。。。 絞って形を変えるわけでもなく、金属の板に模様をつける。職人はリズミカルに、そしてあっという間に仕上げてしまったので、それだけなら私にもできるのではと、たかをくくってしまいました。

いざ、すずの板に金槌を振り下ろすと、まず思った所に模様を着けることが出来ません。そして耳に残る職人のリズミカルな音とは全く異なる音が工房に響き渡ります。目と耳と身体で全体で感じる矛盾に戸惑いながら、完成した一枚を見比べると、当たり前のように、美しさが違います。
その悔しさから、今回の体験はすずがみ2枚を体験するプランにさせて頂きました。
きっと1枚では、もう少しやりたい!というもやもやが残るはず。もちろん両方きれいに仕上げるにこしたことはありませんが、ぜひ納得のいくすずがみを完成させて頂きたいと思います。

もちろん完成したものは、商品と同じように、あらゆる使い方をして頂けます。
ぜひ工芸のまち高岡で、オリジナルのすずがみづくりに挑戦してください。

すずがみ3 すずがみ4

職人紹介 About craftsman

島谷 好徳/Yoshinori Shimataniシマタニ昇龍工房 4代目/伝統工芸士

すずがみをつくるシマタニ昇龍工房は、明治42年創業以来、寺院用のりんを専門に製造して参りました。 全国に10人に満たないりん職人が3人おり、「金鎚で叩く」ことにより板を絞り、丸みを整え、音を調律することでりんを制作しています。この「金鎚で叩く」技術により生まれてくる新しいアイテムを今後も作り続けていきます。

シマタニ昇龍工房 4代目/伝統工芸士

アクセス Access

シマタニ昇龍工房

住所
〒933-0847 富山県高岡市千石町4-2
営業時間
9:00〜17:00(月〜金)
アクセス
JR「高岡」駅より車で8分
東京から高岡までのアクセス
JRの場合
◎東京駅 ー(新幹線)ー 越後湯沢 ー(はくたか/ほくほく線:北陸線経由)ー高岡駅 ※約3時間30分
飛行機の場合
◎羽田空港 ー(飛行機)ー 富山空港 ー(バス40分)ー高岡駅 ※約1時間40分
周辺情報
富山県高岡市は、高岡銅器をはじめとする、漆器や染色、彫金などの沢山のものづくりが集まる工芸のまち。周辺には見学が出来る工房が多くあるため、工芸巡りもオススメです。※見学を行う場合は、工房へ必ず事前にご連絡をお願い致します。
また、「山町筋」と「金屋町」には、伝統的建造物が数多く残り、高岡の工芸品が並ぶお店も多くあります。山町筋は商業の中心地として、金屋町は鋳物の中心地として、当時の町並みが保存されておりますので、是非合わせて訪れて頂きたい場所です。

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体験をお楽しみください。
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